雛人形選び方バイブル~三歌人とは?

最近は、雛人形を飾るにも収納するにもスペースが少なくて済み、値段も手頃な親王飾りが人気を集めています。
ただスペースや購入に必要な予算を確保することができるのであれば七段飾り、三段飾りといったものを選ぶことでやはり豪華に見えます。

また、飾り終わった後の豪華さもさることながら、飾っている途中の過程も完成するまで楽しむことができ、ひな祭りを迎える気分を子どもと一緒に盛り上げることができます。
単純に雛人形を飾るというだけでなく、子どもと一緒に飾りつけを楽しむことによって精神的な豊かさももたらされ、情操教育の面でも良い影響があるのです。

住宅事情や予算に制約がないのであれば、豪華な雛人形を選ぶということもひとつの選択でしょう。
どのような雛人形を選ぶかは、最終的にはそれぞれの家庭の考え方によるところも大きくなっています。

雛人形選び方バイブルといったものも、雛人形選びに役立てることのできる情報を入手する上で有用です。
豪華な七段飾りの雛人形には登場する人形の数も多く、そのセットには「三歌人」というものが加えられている場合もあります。

三歌人は柿本人麻呂、小野小町、菅原道真のことを指していて「万葉集」や「古今和歌集」、「小倉百人一首」などにも多くの有名な歌が残されています。
すべての雛人形セットに三歌人が含まれているわけではありませんが、その知恵や才能にあやかりたいということで、セットに含まれている人形を購入する人もいます。